東北シールラベル印刷協同組合創立30周年記念式典
令和5年1月20日(金)ホテルモントレ仙台5階アドリアにて創立30周年記念式典を開催しました。当組合員・協賛会員の他、来賓として全日シール印刷協同組合連合会 田中 祐会長、全日シール印刷協賛会 服部 真会長をお招きし、72名が参加しました。
池原理事長が1992年の創立以降、皆様からのご支援ご協力をいただき、今日まで歩んでくることができました、あらためて感謝申し上げます。2011年3月11日の東日本大震災では、組合員各社が甚大な被害を受けてもなお被災した会社は1社も欠けることなく在籍しています。翌年には20周年記念式典を、その2年後には宮城県南三陸町で第56回年次大会を開催。全国からの協力を得て、組合組織の存在意義や絆の深さをあらためて感じましたと、30年を振り返りました。また近年の状況として「コロナ禍に加えて災害にも見舞われたが、組合の絆が有ればいかなる困難も乗り越えられると信じている。このような系譜を絶やさず次世代に繋げるよう、一丸となって尽力していく」と式辞を述べました。
来賓からは田中会長が登壇。30年を共にし、組合員が力を合わせてこられたことに感銘を受ける。東北協組の顔ぶれを見ると、すでにバトンを渡し世代交代が進んでいるのでは。失われた30年と言われる日本経済の中にあっても、組合活動の灯を絶やさずこられたのは、諸先輩方の並々ならぬ努力のたまものだろう。そんな背中を追いかけながら、ぜひ次の40周年、50周年を目指してもらいたい。と祝辞を頂きました。
続いて服部会長より、今日までの10年は、東日本大震災からの復興へ向けた年月だったとうかがえる。これからも東北協組が一層の結束力を高められるよう、協賛会も全力でバックアップしていきたい。と挨拶されました。
式典では組合功労者として、佐々木 信雄氏((株)佐々木印刷社長)を表彰。
協賛会賛助会を代表して堀内 栄治代表幹事に感謝状を贈りました。
佐々木社長より謝辞をいただきました。業界に入り55年、ラベルに付加価値を持たせ、「何かを企てなければ」との思いで、長年開発品を手掛け多くの特許を取得してきた。現在ではプラスチック素材のリサイクル普及を目的として、食品トレーからスムーズに剥がせるラベル弥接着剤の開発に取り組んでおり、これまでの私の経験をぜひ皆さんへ提供していきたい。今後も新たな事に挑戦していくと述べられました。
最後に青年部の黒沢 悟部長が、「組合活動の原動力となった諸先輩へ敬意を表するとともに、若い力を合わせ業界の新たな時代を支えたい。」と高らかに青年部宣言を行い無事閉会しました。
式典終了後同会場にて記念講演を行いました。
講師は永友 洋司氏(ラグビーチーム 横浜キャノンイーグルスGM)を迎えて「みんなのためにFORALLラグビーから学ぶ組織つくり」を演題に講演していただきました。ラグビー日本代表の経験を持つ永友氏は、選手はパワーに長けていたりスピードが持ち味だったり、それぞれの特徴を生かして役割を担い、一人の選手の為にフェアプレーでパフォーマンスを発揮する。また試合中の戦術を決めるのはキャプテンの仕事。ラグビーは、現場を指揮する者の判断に付いていくことができたかを問うスポーツでもある。経営のヒントしなればと、これまでの経験を多く語られました。
講演後永友氏を含む組合員 協賛会員 賛助会員全員で記念撮影を行いました.
その後、会場を3階ルツェルナに移し懇親会を行いました。池原理事長の挨拶の後、田中会長より祝辞を頂き、恩田 博氏((株)恩田製作所代表取締役)の乾杯の音頭で開幕し終始和やかに歓談されました。アトラクションでは、マジシャンしんやのマジックショーで盛り上がり、その後のテーブルマジックも披露して頂き楽しい時間を過ごしました。
懇親会の中締めを堀内代表監事に努めて頂き閉会しました。
東北シールラベル印刷協同組合 理事長 池原 賢吾