平成22年度第2回定例理事会が山形県の進和ラベル印刷株式会社の会議室をお借りして、8月27日(金)に行われました。当日は猛暑の一歩手前の厳しい暑さでしたが、各地より誰一人欠けることなく10人の理事が全員参加となりました。
会議に先立って、当組合顧問の晋道純一氏より『人生山あり谷あり』と題して約1時間の講演を頂きました。県内の人口減少の話題から入り、現在の経済状況やシール業界ことなど、そしてご自身の病気の発覚から入院・治療・快癒までの心境を、時にユーモアを交えながらお話しいただきました。
講演の後に会議が行われましたが、その内容につきましては下記の議事録にてご確認下さい。
時間が押していたこともあり、会議終了後ただちに進和ラベル印刷の工場見学に移りました。笹原健司工場長の案内でデザインルームから二カ所の工場まで一通り見せていただきました。各理事たちは自社との比較を通して工程や機材に関して様々な質問をしていました。大変ハードな日程でしたが充実した一日となりました。
平成22年度 第2回定例理事会議事録
1. 招集年月日 平成22年7月28日(水)
2. 開催日時 平成22年8月27日(金)13:30~17:00
3. 開催場所 進和ラベル印刷㈱ 本社会議室
4. 理事総数 10名
5. 出席理事数 10名 欠席なし
一. 議長の選任
池原専務理事の司会進行により会議が始まった。本日の理事会が定款48条の規定により適法に成立することを確認し、定款50条の規定により渡邉正昭理事長が議長に就任して会議が始まった。議題の審議に入る前に報告事項を行うように示唆があり、以下の3点を資料に則して事務局より説明が行われ承認を得た。
1. 第18期総会決算書
2. 第18期賦課金入金状況
3. 第52回横浜年次大会参加状況報告
続いて高橋明弘技術教育委員から、7月30日に東京にて行われた「第20回シールラベルコンテスト一次審査」の報告があり、その後審議に移った。
一. 議事の経過及び議案別決議の結果
第1号議案 新商品開発の件
組合独自の新商品開発に関して、ここまで二度行われた協賛会との打合せ経過について理事長及び専務理事から報告が行われた。協賛会は組合に対して補助的役割に徹することが主で、各社単独での商品開発は協賛会会員同士の軋轢を生む原因になるとの見解から、積極的な取り組みについては難しいという判断であった。今後も組合のアイデアを具現化するために、協賛会として様々な援助は惜しまないとの申し出は頂いている。よって今後は更に協議を続けていくことが確認された。
第2号議案 組合副資材の件
諸事情により東京正札から提供して頂いていた副資材に関して、7月から一部の副資材を事務局で在庫することになった。同時に販売価格や販売単位、また取引先等の見直しが必要となりその旨事務局から説明があった。協議の結果、販売価格その他が決定したので追って組合員にその旨を通知する。送料等を含めた新価格は平成22年9月1日から実施することに決まった。
第3号議案 工場見学会開催の件
組合主催の勉強会(工場見学会)の開催に関して池原専務理事から説明があった。場所が東北外と遠方のこともあり、細部の交渉及び内容の検討が更に必要と判断された。よって引き続き池原専務理事が交渉を続け、開催要項がまとまり次第、組合員に案内を出して参加を呼び掛けることとなった。工場見学の日程は11月の中旬頃を予定している。
第4号議案 22年度後期に向けての意見交換会
来春の賀詞交歓会(平成23年1月28日(金)の予定)で行う勉強会の内容も含めて、活発な意見交換が行われた。また次回の理事会の開催日程については、上記の工場見学会の日程が決まった後に検討することとなった。
議長は第2回理事会の内容を明らかにするために、出席した理事全員とともに、本議事録を作成し記名押印した。
平成22年8月27日
理事長 渡邉 正昭 理 事 日野 誠志
副理事長 竹淵 顕 理 事 小笠原 隆
副理事長 山下 武志 理 事 垂石 陽治
副理事長 高橋 明弘 理 事 大宮 裕介
専務理事 池原 賢吾 理 事 小柳 広二